2016年04月10日(Sun)

ハードオフお買い物日記 National 6バンドラジオカセット RQ-585編

全ての写真はクリックで1200サイズに拡大されます。

先週ICF-5900を買ったばかりだというのに、出るときには続いて出るというか、値札には3月29日の日付があったので、先週はまだ店頭に出す前だったのかも知れません。

値札によればカセットは壊れているとのこと、またラジオは電波が入らないため未チェックということでした。かなり悩んだのですが、比較的状態が良かったこともあって購入を決断しました。

左半分は、良く見るカセットテープレコーダーと同じくらいの大きさです。それにラジオを合体させた形ですが、ラジオ部分は当然ながら短波に特化した作りになっています。
IMG_1022-1200.jpg

当時流行した短波ラジオ+カセットレコーダーという構成ですが、特に人気機種という訳でもなく、さほど価値のある品物でもなさそうな気がします。ただ受信範囲の広さは特筆すべきものがあり、短波は1.6MHzから30MHzを4つのバンドに分けて受信、中波と合わせると525kHzから30MHzまでをカバーしています。おまけにFMは108MHzまでカバーしていますので、最先端のワイドFM(FM補完放送)まで受信できるという代物です。

値札通り、残念ながらカセットは動作しませんでした。
IMG_1023-1200.jpg

外観は比較的良好でしたが、先週購入したICF-5900と違って若干の油汚れというかヤニのような汚れが付着していました。ツマミなどのアルミ部分は洗剤を使いましたが、筐体は洗剤は使わずにウエットティッシュで拭き取りました。

電源はAC,DCともにOK、短波の感度は良好で、5MHz,10MHz,15MHzの時報局もマーキングの範囲内で受信できましたから、指針のずれも殆どなさそうです。中波に関しては常に背後でサーと言っているような感じで、若干感度が低下しているように感じられます。BFOに関しては、効いているのか効いていないのか微妙です。

1116kHzのBSN新潟放送を受信中です。指針はほぼ合っていますが、感度が若干低いように見受けられます。
IMG_1022-1200.jpg

トランスを内蔵しているのでACアダプターは必要ありませんが、その分、重いです。重量は電池を入れない状態での実測で約5kg、DC電源使用時は単一電池が6本必要になり、総重量は約5.5kgにも及びます。今回入手した個体はキャリングベルト欠品、どうやって持てというのでしょうか(笑)

IMG_1025-1200.jpg

ジャイロアンテナも問題なく立ち上がります。ジャイロアンテナがあるからといって特に感度が上がることはないのですが、赤塚のNHK新潟と山二ツのBSN新潟放送の方向の微妙な違いを認識できます。ロッドアンテナは一段目に若干の曲がりが見られ、完全に修復するのは無理のようです。

電波が最も強くなる方向と、ノイズが最も少なくなる方向は必ずしも一致しないので神経を使いますね。
IMG_1026-1200.jpg

音質に関しては高域の伸びも良く、とてもバランスの良い音がします。ダイヤルフィルムの動きもスムースですが、上端と下端でちょっとだけ、うにょっとなることがあるので、無理しない方が無難かも知れません。FMは数百kHzのずれが見られるようです。

昔購入したNSBクリスタ(第一放送用:3.925MHz,6.055MHz,9.595MHz)です。いうなればワンオーナー品です。
IMG_1027-1200.jpg

これを付けるとNSB(現ラジオNIKKEI)の選局が簡単になります。当時これと一緒に使っていたNational World Boy GXO(RF-848)はボロボロで使いものになりません。それと同時代のラジオがなんでこんなに良い状態で残っているのか不思議でなりませんが、当時は中学生だったので使い方が荒かったのでしょうね。

ちなみにネットオークションやwebサイトなどでは「NSBクリスタル」と表記されているケースが多いですが、当時は「NSBクリスタ」という商品名で売られていました。

メインスイッチの右側に並んだ3個のボリウムは、左からTONE,VOLUME,FINE TUNINGの順ですが、TONEとVOLUMEの位置が逆だったら良かったような気がします。FINE TUNINGは主に短波受信の際に混信を避けるのに役に立つものと思われますが、中波受信の際に高域を伸ばすためにあえて同調を少しずらす際にも重宝しそうです。

ボリウムつまみを操作しようと思っても、ついついトーンつまみに手が伸びてしまいます。
IMG_1021-1200.jpg

今回購入したRQ-585というラジオですが、カセット部分の故障や、中波の感度低下はあるものの、それ以外は特に異常は見られないようですし、何よりも音質が優れていますので、入手出来て良かったと思います。

またFMの感度が結構良いので、もちろんモノラルですがBSNのFM補完放送もロッドアンテナで良好に受信することができ、結構楽しめそうです。

その反面、デカくて重いのが玉に瑕で、乾電池が使えるからといって、気軽に持ち運べるような品物ではないので、どこか定位置を決めてやって使って行ければと思います。

サイズはLPレコードのジャケットとほぼ同じ、スゴい・・・
IMG_1028-1200.jpg

(4月12日追記)
壊れていると思っていたカセット部分が、今日突然動き出しました。恐らくどこか固着していたのでしょう。でも回転ムラが酷くて実用にはならないようです。巻き戻しと早送りも力尽きている感じです。恐らくベルトの緩みでしょうね。

あと感度低下が見られた中波は、内部を少し弄ったら若干の改善が見られました。また部屋のインバーター式の蛍光灯がノイズを発生しているため、他の部屋のグロー式の蛍光灯と入れ替えました。

1116kHzのBSN新潟放送受信中です。Sメーターの振れも大きくなりました。
IMG_1030-1200.jpg

夜間に1242kHzのニッポン放送を受信中です。
IMG_1031-1200.jpg

92.7MHzのBSNワイドFMを受信中です。ズレは可能な範囲で修正しました。Sメーターの振れが少ないですが、アンテナの向きによるもので、本来はもっと大きく振れます。また、かすかにですが76.9MHzのFM新発田も受信できました。
IMG_1032-1200.jpg

National 6バンドラジオカセット RQ-585 2016年4月9日(土)ハードオフ村上店で購入 ジャンク品(カセット壊れています。ラジオ電波入らないため未チェック)税込み4,320円。
【ハードオフお買い物日記の最近の記事】
posted by 安良町経由村上行き at 20:00 | Comment(4) | ハードオフお買い物日記
この記事へのコメント
管理人さん、初めまして。
いつも興味深く拝見させてもらっています。

ICF-5900に続きRQ-585ですか…いい物を入手しましたね。
RQ-585は、私がBCLラジカセの中で一番好きな機種です。
チャンスがあれば手に入れたいと思ってたのですが、まさか村ドフにあったとは…ちょくちょく行くんですけどね。
タイミングが悪いらしく、村ドフではまだ一度もBCL関係の物を見た事がありません。

大切に使って下さいね(T^T)
Posted by バブルス at 2016年04月19日 11:16
バブルスさん、初めまして。いつもご覧くださりありがとうございます。

確かに村上のハードオフではBCL関連の商品はめったに見かけませんが、他店に比べて価格も良心的なことが多いので、出してもすぐに売れてしまうのかも知れませんね。

正直、ICF-5900と比べても遜色ないというか、ICF-5900が「選局する楽しさ」だとすれば、このRQ-585は「番組を聴く楽しさ」のようなものが感じられますね。

NHKの「ラジオ深夜便」などは、ネットやFMで聴くよりも、 AMラジオで聴いた方が雰囲気があって、自然に眠りにつけるのが不思議ですね。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
Posted by 安良町経由村上行き at 2016年04月19日 19:58
RQ-585は、BFOがついて短波フルカバーというのがいいですね。
RF-1180(1188)と同等のダイヤルスケール。
これがいいんです。

実は、ICF-5900の初期型を持ってます。
裏の調整蓋の無いヤツです。
小学生の時に親に買ってもらい、さんざん聴きまくって今やポンコツと化してますが…。
ICF-5900のデビューは衝撃的でしたね。

なので、CF-5950にはあまり興味がありませんでした。

こちらこそよろしくお願い致します。

Posted by バブルス at 2016年04月20日 10:54
短波のフルカバーというのはやはり魅力的ですよね。

当時私はナショナルのワールドボーイGXOと東芝のサウンドナナハンGSを使っていたのですが、両方とも12MHzまでしか受信できなかったので、常に負い目?を背負っていたような気がします。

サウンドナナハンはスプレッドダイヤルを使って直読ができるというのが売りだったのですが、私の個体は精度が悪くて使い物になりませんでした。

おまけに安定度が悪くて、フェージングが来ると一気にチューニングが外れてしまう現象がありました。

BCLラジオというのはこんなものなんだなと思って、徐々にBCLから興味が遠のいて行きましたが、当時スカイセンサーを買っていたら、考え方が違っていたかもしれません。

他のメーカーのラジオのユーザーにとっても、スカイセンサーシリーズは魅力的に映ったものです。
Posted by 安良町経由村上行き at 2016年04月20日 19:47
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


カウンター
Copyright(C)2017 Aramachi Transport Museum All Rights Reserved. 無断転載、二次使用等禁止致します。

Powered by さくらのブログ