今回購入したのはONKYOのFR-155GX、2003年に発売されたインテック155シリーズのX-A5GXというコンポの本体部分のみになります。値札には「CD,MD再生できました。ラジオはアンテナが必要です」と書かれています。正面パネルに若干の汚れはありましたが、傷も殆どなく、リモコン付きで税込み864円という価格です。
中条店のジャンクコーナーには電源チェッカーが置かれているので、さっそくチェック。その結果、CDトレイの開閉はスムースで問題なし、ディスプレイの輝度の低下も殆ど見られません。また"TONE/S.BASS"と書かれたボタンを押してみると、Super BASSのほかにBASSとTREBLEを単独で調整できることが分かりました。なおかつFMは108MHzまで対応していますので、ワイドFMも受信可能、その場で購入を決断しました。
幅155mmのスリムボディで、最初は格好悪く感じましたが、見慣れたらとてもスマートで上品に感じられます。

帰宅後にチェックしてみると、MDは素早く読み込むのですが、CDの読み込みがなかなかスムースに行きません。何度か出し入れを繰り返していると読み込んで再生可能になることもあるのですが、少し離れたトラックへ移動させようとすると99Trと表示されて再生できなくなる現象が頻発します。
さっそく開腹、と言いたいところですが、この機種のCDメカはかなり奥深いところに取り付けられていて、メンテナンスされた方々の記事を拝見しても簡単ではない様子です。それで開腹作業は行わず、しばらく様子を見ることにしました。
税込み864円です。

やや暗めの照明で撮影したら赤みを帯びた仕上がりになりました。昔の"GORO"のグラビアみたいでエロいですね。

最初不安定だったCDの読み込みも徐々に安定してきました。最初こそ何回かCDを出し入れしないと正確に読み取らないものの、いったん読み込んでしまえばあとは特に問題なく再生されるようになりました。離れたトラックへのスキップや、リピート再生で最終トラックから最初のトラックへ戻る動作も問題ありません。またいったん電源を落としても、次に電源を入れた時には俊敏に読み込みが行われます。
また前回購入したCD/DVD共用機のFR-9GXDVに比べて、今回購入したCD専用機のFR-155GXの方が遥かに読み込みが速いです。電源OFFの状態からリモコンのCD再生ボタンを押した場合、一曲目の音が出るまで前者は25秒程度かかるのに対して、後者は10秒程度で再生が始まります。またMDやFMなどへの切り替えに要する時間も短くなっています。これがCD/DVD共用機とCD専用機との違いによるものなのか、他に原因があるものなのかは分かりませんが、FR-155GXの方がストレスを感じにくくなっています。
CDの再生音に関しては方向性に大きな違いは見られませんが、DACにVLSCを採用しているFR-155GXの方が繊細できれいな音に感じられました。またFR-155GXの方はS.BASSの他にBASSとTREBLEを別々に調整できるので、特に低音も、より調整しやすくなっています。ただやはりD-052TXやD-N7Xといった小型スピーカーを使用した場合、低音の質感というか、全体的な音の厚みといった点では若干不利になるようです。
修理は?
CDを出し入れした時に読み込みに時間がかかる件は、もしかするとピックアップが乗っかっているレール部分の汚れが原因かも知れませんが、振動を与えると音飛びしますのでピックアップが弱っているのも間違いなさそうです。いずれ機会を見てピックアップ交換に挑戦してみようと思いますが、しばらくは今の状態で使ってみようと思います。
ONKYO FR-155GX 2016年5月3日(火)ハードオフ中条店で購入。CD,MD再生できました。ラジオはアンテナが必要です、リモコン付き。税込み864円。
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正直、うちのある3つのMDプレーヤーやMDコンポのうち一台が使えないので
オークションで買おうか迷ったんですが、ジャンク品買いたくないし、半面諦めてました
近隣のハードオフでも聞いてみよう。ジャンク品はすべてできなくても必要なものだけ稼動すればいいものを店員が説明するか聞いてみよう
ジャンク品でも、陳列して間もないものは店員が状態を覚えている可能性が高いと思います。値札に日付と状態が書いてあるもので、新しめのものを狙うと良いかも知れませんね。