2017年03月27日(Mon)

AurexスピーカーSS-220編

これも検索してもまったく出てこない機種なのですが、末尾に"W"の付いたSS-220Wの前身かも知れません。SS-220Wに関してはオーディオの足跡様にも記述があるほか、手持ちの1975年12月発行の「ヤング・オーディオ・ナウ'76」にも広告が載っています。
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"W"が付く方のSS-220Wは当時のAurexのシステムコンポである「オーパスシリーズ」のO'pus-11D(オーパスイレブンD)を構成する製品ですが、正直違いが分かりません。もしかして今回入手したSS-220は"D"が付く前のO'pus-11(オーパスイレブン)用として売られていた時の型番なのかも?だとしたらまったくの同一製品?サッパリ分かりません。

値札には「ユニット汚れています」と書かれていました。実際には斑点状のシミが若干出ている以外は大きな汚れもなく、エッジにホコリが若干付着している程度です。エンクロージャーもほぼ無傷です。ただしネットが所々ヤニで茶色くなっているのと、片側のネットが歪んでいるというか、捻じれてしまっています。

正直こういう製品は音質云々よりも、これだけきれいな状態で残っていること自体が奇跡というか、ぜひ手元に置いてみたいと思って確保した次第です。

この穴は最初ユニットを取り外した跡かと思ったのですが、そうではなくダクトであってオリジナルのままのようです。ただし元々は透過性のあるスポンジが貼られていたようです。
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ウーファーは20センチ、エッジはゴムでしょうか、硬化もなくしなやかな状態が保たれています。ユニットの汚れもこの程度ならまったく気になりません。
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5センチツイーターも汚れ一つありませんでした。
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"Made in JAPAN"ではなく"日本製"ですよ"日本製"
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音質に関してですが、良い意味で期待を裏切られました。見た目からして迫力のあるスケールの大きな音は出ないだろうと予想していましたし、実際その通りだったのですが、解像度がすごくいいんです。特にアコースティックギターやストリングスの音などがとてもリアルに感じられます。ボーカルも得意のようで、引っ込むことなく前へ飛び出して来る感じです。ただしどちらかというと乾いた感じなので、色気やエロさといった点はやや劣るように感じられました。また高音がやや出過ぎる傾向にあるので、アンプの方で高音を若干絞ってやって、低音を若干上げてやることによってバランスの取れた音が出るようです。

全体的にいうと決して高級な音では無く、どちらかといえば安い音なのですが、当時の表現を使うならば「ナウなヤングにピッタリなゴキゲンなサウンド」とでもいいましょうか、とにかく明るく元気な音という印象が強いです。

ダクトの穴の処理に関してですが、ムサシの資材館で売っている5mm厚のウレタンスポンジを使えば安く済むのですが、いまいち透過性が悪そうです。そこで同じく資材館で売っている10mm厚のモルトフィルタを使うことにしました。厚みはありますが前述のウレタンスポンジよりは透過性が良さそうです。
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農機具売り場の近くに置いてある商品ですが、用途は良く分かりません。200x200x10mmのサイズで税込み305円でした。
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これを現物合わせでカットするのですが、こういうのは真っすぐに切るのがなかなか難しいですね。
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ダクトの穴より若干大きめに作ったので、両面テープで固定しなくてもはめ込むだけで十分でした。なんかエラい格好良くなりましたが音響効果の程は良く分かりません。
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ネットは大きなダメージは見られませんが汚い汚い、本体はものすごくきれいなのに、何でネットだけこんなに汚いのでしょうか。そのためのネットだと言われればそれまでですが…
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しかも片側は捻じれてしまっています。これでも随分修正したのですが、アルミのフレーム自体が捻じれてしまっているのか、それとも木枠が捻じれてしまっているのか良く分かりません。
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おまけ、
同時に入手したオリジナルのスピーカースタンドAA-220です。当時の定価はペアで2,500円でした。
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スピーカー本体には東京芝浦電気という表記があるのに対して、スタンドには東芝商事という表記があります。恐らく販路が違っていたのでしょうね。オーディオ全盛期を支えてきた東芝ですが、今はもう…

この日はこれら以外にもAurexのSR-220というベルトドライブのレコードプレイヤーが2,160円で出ていました。状態は良さそうなのですが、べたつきありということと、先日OTTOのレコードプレイヤーを買ったばかりなのでパスしました。また特筆すべき品物として、オーパスイレブンD用のラック(AR-220)が1,080円で出ていました。レコードを収納する部分の仕切りが欠品している以外は良好なコンディションでしたが、他機種用として使うには使い勝手が悪すぎるのでこちらもパスしました。ただ現存するものは少なそうですし、探している人も多いかも知れませんね。

Aurex以外ではPIONEERのダイレクトドライブプレイヤーのPL-1200Aが2,160円、カートリッジは付いておらず、ターンテーブルに歪みがある旨の記述がありました。またTRIOのKA-7300Dが「ガリがひどいです」で6,480円、KT-7300が「電源入りました」で4,320円でしたが、昔に比べてジャンク品の値付けが随分高くなったような気がします。

AurexスピーカーSS-220 ジャンク品(ユニット汚れあります)税込み1,080円
AurexスピーカースタンドAA-220 ジャンク品 税込み540円
2017年3月26日(日)ハードオフ村上店で購入

(追記)
ネットの捻じれはどうやら木枠が湿気か何かで反ったために発生したようです。こうなると簡単には直せそうにないので修復を断念。本体への取り付けには支障が出ていますが、ブッシュにテープを巻いて若干キツい状態にして対処することにしました。

ネットの汚れに関しては洗剤を使っても全く落ちないことから考えて、ヤニや油等による汚れではなく、素材そのものの変質やヤケのような気がします。こちらもしばらくこのまま使ってみようと思います。

(追記)
ネットの汚れを落とそうとして洗剤で洗ったのち、乾かそうと思ってファンヒーターの前にかざしたところ、バっと煙が出てシュルシュルシュルとネットが燃えてしまいました。良く見るとこのネットは金色と黒色の2本の糸から成っていて、黒色の糸の方が熱で溶けてしまったようです。溶けた範囲は500円玉くらいの大きさなので遠目には目立たないのですが、やっちまった・・・と思いましたね。

で、これを機会に歪んでいる木枠の新規作成とネット張替えを考えているのですが、こういう2本の糸から成っているネットは見つかりませんね。色的にも黒と金の混じった微妙な色合いなのですが、表が銀で裏が黒の網戸の網を使っても面白そうですね。でもこのスピーカーはネットを外して使った方が恰好いいので、無理に作らなくてもいいかも。

posted by 安良町経由村上行き at 21:31 | Comment(0) | ハードオフお買い物日記
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